✨ 第10話 副業から本業へ、そしてリタイアへ

リタイアまでの私

アパートオーナーとして、それなりに忙しく、そして楽しく走り続けてきました。
一棟を売却したあとも、新築アパートを一棟。さらに戸建て賃貸を四棟、新築で建てました。
このあたりの話はまた別の回で詳しく書こうと思っています。
「新築と中古はどっちがいいのか?」というテーマにもつながるので、お楽しみに。


副業が、いつのまにか“本業”へ

そんなふうに不動産賃貸業が大きく育っていく一方、
本業である司法書士事務所での仕事は、正直、アルバイトのような感覚になっていました。

司法書士業務で関わる人たちに、以前ほど魅力を感じられなくなっていたのもあります。
もちろん、普通に仕事する分には問題ないのですが、
なぜか皆さん「上から目線」で業務を押しつけてくる。
今でいうパワハラやカスハラのような空気を日々感じていました。

資格も持っていない僕に対して、偉そうにしてくる人もいる。
ストレスは積もる一方で、毎日が重かった。


退職を決めた“最後の一押し”

ある日、接待ゴルフの帰りにふと体重計に乗った時、
その数字に本気でショックを受けました。

まさかの110キロ越え。

最近ズボンがきついのは気のせいじゃなかった。
「ちょっと食べ過ぎかな?」なんて思っていたけれど、
これは笑いごとでは済まないレベルでした。

このままでは病気になる。
動けなくなる。
そう思った瞬間、スイッチが入ったんです。

「生活そのものを変えなきゃダメだ。」

やりたいことを自由にやるためには、まず健康が第一。
これは、どこかの本で読んだ受け売りですが、
今の僕にとっては核心を突いた一言でした。


■ 50歳までに“なにかを見つけろ”と言われたあの日

アパート経営を始めた頃、リフォーム屋の同級生が言っていました。

「40代はまだ無理ができる。でも50歳を超えたら若い頃のようには走れない。
だから50までに“生き方”を見つけておけ。
あとで絶対、自由に生きたくなる時が来るから。」

当時は聞き流していた言葉ですが、
体重計の数字を見た瞬間、この言葉を思い出しました。

そして、僕は退職を決意しました。


そして、リタイアへ

司法書士事務所の所長へ退職の意思を伝え、日付も決めました。
「辞めないでほしい」という声もありましたが、
僕が不動産賃貸業をしているのを皆知っていたので、
よくある「生活費どうするの?」という質問は一切なし。
むしろスッキリした気持ちで辞めることができました。

僕の中には強い決意がありました。

何かを手に入れるには、何かを捨てなければならない。

アパートオーナーとして、さらに大きなものを得るために、
司法書士業務で手に入れた“知識と経験”という財産をあえて手放す。
そう自分に言い聞かせながら、僕は新しい生活へ踏み出しました。

ちなみに最近は、月に約2キロずつ体重が減ってきています。
少しずつ、健康な体を取り戻せています。笑


次回、いよいよ“リタイア生活のリアル”をお話しします。

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