たまには、こういう少しくだらない話もいいでしょう。
皆さま、ゴルフはされますか?
お金がかかる、ルールやマナーが面倒。
そんなイメージを持たれることも多いですね。
実際、始めた当初の僕も「これはなかなか大変だぞ」と思っていました。
僕がゴルフを始めたきっかけは、社員旅行でした。
ショートコースを回らせてもらい、当時の所長に「楽しかったですぅ~」と伝えたところ、
「社会人なら、そのうち必要になるから始めなさい」
そのひと言で、なぜかゴルフ人生が始まりました。
先輩からお古のクラブを一式いただき、練習場にも連れて行ってもらいました。
最初はボールにまったく当たりません。
でも、それが逆に面白かったんです。空振りすら新鮮でした。
時々、上手な方が現れて、手取り足取り教えてくれることもありました。
今思えば、ずいぶん贅沢な初心者時代です。
ここで少し笑い話を。
当時の僕の給料は、手取り20万円ほど。
そんな中、週末にゴルフの練習へ行き、遅く帰宅したところ――奥さん、大激怒です。
「この安月給で、いつの間にゴルフなんて始めたの?」
ごもっともです。
道具は先輩からいただいたこと。
帰りが遅いのは、所長や先輩に教えてもらっていたこと。
そして、黙って始めてしまったことを素直に謝りました。
ゴルフは、やはりお金のかかる遊びです。
当時の家計には、なかなか重たい趣味でした。
そんなある日、得意先との雑談で、
「ゴルフ道具をもらって、たまに練習してるんですよ」
と話したところ、
「じゃあ今度、一緒に行こうか」
こうなるのは自然な流れです。
社会の流れって、時々急です。
何が必要なのか。
当日はどうするのか。
服装は? 持ち物は? そもそも何もわからない。
そこでやらかしました。
着替えを入れるボストンバッグを持たず、
パンツやシャツをゴルフバッグに詰め込んで登場。
ゴルフバッグのポケットって、そういう使い方ではないんですね。
デビュー戦から、なかなかの個性派でした。

スコアはたしか180超え。
数えるほうが大変だった気がします。
ありがたかったのは、当時の所長がプレー代を出してくれたことです。
最初に勤めた司法書士事務所の所長は、本当に商売上手な方でした。
「お金がないから付き合えません、なんて格好悪いことは言うな。経費で行ってきなさい。たくさん顔を売ってきなさい」
今思えば、器の大きい人でした。女性なんですけど、かっこ良かったです。
それからしばらくは、お付き合いゴルフの日々。
しかし大問題があります。
まったく上手くならない。
プレー代は経費でも、練習代と道具代は自腹です。
そこまで余裕はありません。
頼りになる情報源は、毎月買うゴルフ雑誌。
中古ショップで、処分寸前のクラブを宝探しのように買ったこともありました。
そんなゴルフ生活が変わったのは、個人事業になってからです。
ご一緒する人たちも少しずつ変わり、
スコアを競うより、1日一緒に過ごすことに価値を感じるようになりました。
仕事の話。
お金の話。
遊びの話。
世の中の話。
朝から夕方まで、ゆっくり話せる時間は意外と貴重です。
終わったあとに食事へ行くこともあり、丸一日楽しんでいます。
そこで直接、仕事をもらうとか、仕事を出すとか、そういう話はありません。
でも、不思議と充実感があるんです。
人との時間を楽しみながら、自然と学ぶこともある。
途中で辞めなくて良かったと思います。
……まあ、未だに上手くはなりませんけどね(笑)


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