投資でも経営でも、できれば損はしたくないものですよね。
…というか、好き好んで損したい人は、たぶんいません(笑)
アパート経営も同じです。
最近は「損」というより「リスク」と言うことが増えましたが、
言い方が変わっただけで、中身はしっかり“嫌なやつ”です。
では、そのリスクをどうやって回避するか。
「やらない」という選択肢もありますが…
それだと、ただの“何もしない人”になってしまいます(笑)
僕が思う一番大事なことは、
「ダメなものは、きちんと断ること」です。
…と、こうやって書くのは簡単なんですが、
これが本当に難しい。
物件を紹介してもらえるのは嬉しいですし、
実際に見て「これはいけるかも」と思えば、話はトントン拍子に進みます。
問題はその逆です。
数字が合わない、立地が微妙、
なんとなく違うな…と感じるとき。
この“なんとなく違う”って、だいたい当たるんですよね。
でも、そのときに限って、なぜか人は迷います(笑)
以前、知り合いの知り合いという方から
物件を紹介していただいたことがありました。
ただ、自分の活動エリアとも合わず、
数字的にもなかなか厳しい内容。
やんわりお断りしたつもりだったのですが、
そこから始まる「買え買えラッシュ」。

いやもう、びっくりするくらいの勢いでした(笑)
今思えば、僕もよくなかったですね。
初対面なのに、自分のことをペラペラと話しすぎました。
相手からすると、
「お、いいカモ来たな。しかもネギまで背負ってるぞ」
という感じだったのかもしれません(笑)
あまりにもしつこかったので、
冗談半分で「奥さんがいい顔してなくて(笑)」と返したところ、
「そんな奥さん、さっさと離婚した方がいいですよ」
と、笑顔で一言。
いやいや、そこは笑えない(笑)
この瞬間、僕の中で何かがスッと冷めました。
それ以来、その方と、その周辺との関係は
きっぱりと距離を置きました。
欲しくもないものを「いらない」と言う。
この勇気は、本当に大事です。
むしろ、ここで断れないと、
あとで“笑えない話”になります。
利益の出ないものを買ってしまうことが、
一番大きな損です。
しかも、その損はなかなか取り返せません。
相手は、あの手この手で迫ってきます。
時には、やけにフレンドリーになります(笑)
だからこそ、「いらない」「買わない」と言える強さ。
これがリスク回避の一番の近道だと思っています。
それともう一つ。
余計な自慢話は、やっぱり禁物ですね。
しゃべればしゃべるほど、
相手に「この人いけるな」と思われます。
沈黙、大事です。ほんとに。
たまに黙りすぎて気まずくなるくらいで、ちょうどいいかもしれません(笑)
物件探しをしていると、
「きれいで・安くて・しっかり儲かる」
そんな100点満点の物件は、まず出てきません。
もしあったら、僕がもう買ってます(笑)
だからこそ、自分なりの合格ラインを決めて、
そこを超えたものだけを検討する。
そんなスタンスで動くようにしています。
ただ、この一件のおかげで、
人を見る目は少し養われた気がします。
…授業料、ちょっと高かった気もしますが(笑)
ちなみに、よく聞くこの言葉。
「いい物件ですよ。儲かりますよ。余裕があれば自分で買うんですが…」
これ、ほぼ“お約束フレーズ”です。
本当に良いなら、たぶんもう売ってません(笑)
とはいえ、常に冷静でいるのは難しいものです。
僕の場合は、本当に信頼できる人に
一度話を聞いてもらうようにしています。
人に話すと、不思議と頭が整理されて、
「あれ、これ違うな」と気づけたりします。
人間って、ひとりで盛り上がるのは得意なんですよね(笑)
では、その「信頼できる人」とは誰か。
僕の場合は、不動産関係の方、保険関係の方、
そして融資先の担当者などです。
何気ない会話の中で、
違う角度から意見をもらえるのはありがたいです。
場合によっては、その話が広がって、
みんなにとってプラスになることもあります。
いわゆる、ウインウインの関係ですね。
こういうところでも、やっぱり人とのつながりは大事だなと感じます。
僕は、たまにお酒を飲みながら、
たまにゴルフをしながら、情報交換をしています。
…と言っても、
ゴルフはなかなか上達しませんし、
お酒もあまり強くないんですが(笑)
何をしに行ってるのか、自分でもたまに分からなくなります(笑)
そして、もう一つ。
「買ったあとに損をする話」もあります。
無知は損をする。
これは僕自身、しっかり体験済みです。
できれば体験しなくてもよかったんですが(笑)
その話は、また次回に。



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