前回、副業としては新築をおすすめしますよ、というお話をしました。
でも、新築であれば何でも大丈夫かというと、そうでもありません。
実は、僕にも新築で失敗した経験があります。
それは、新築案件が同時に2件進んでしまったという失態です。
アパートを検討して動くときは、できるだけ「ひとつに絞る」。
これ、本当に大事です。
絶対に混乱します(笑)。
一つ目の物件は、駅前の好立地。
「ここにビルを建てて、テナントにしましょう」という提案でした。
「駅前」「ビル」「テナント」
このキーワードに惹かれて、つい飛びついてしまいました。

当時は、
「他のオーナーとは違うスタイルでやりたい」
という気持ちが強かったんです。
そこに「テナントも持つオーナー」という響き。
やる気満々で話を進めていました。
ところが、トラブルは突然やってきます。
相続した別の土地が、親族の影響で“ゴミ屋敷寸前”になっていることが発覚。
近隣から苦情が出る一歩手前でした。

相談を重ねた結果、
- 土地を整地して
- 戸建て賃貸にする
という新たな提案を受けることに。
迷惑ばかりかける親族との関係も整理し、この話にも乗ってしまいました。
結果どうなったか。
「駅前ビル」と「戸建て賃貸」を同時進行」
という、最悪の展開です(笑)。
しかも業者も違う。
打ち合わせもバラバラ。
銀行の手続きも混乱。
そんな時に限って、本業も忙しい。
融資額の申請も、今思えばかなり適当でした…。
特に、副業でやる人は要注意です。
本業がおろそかになってはいけません。
あの時は本当に大変でした。
資金計画も契約内容も、深く確認しないまま進んでいく。
気づけば支払いの時期。
そして――
片方で資金ショート。
あの時は焦りました。
本業の合間を縫って、銀行を回り、お金をかき集めた記憶があります。
この経験から学んだこと。
それは、資金計画の甘さです。
特に新築は、追加費用が必ず出ます。
途中で、
「こちらの方がいいですよ」
「この工事は必須なので追加になります」
こんな言葉が次々と出てきます。
気づけば、建築費はどんどん増える。
しかも、欲しかった設備が入っていない。
うちの場合は、エアコン。
新築なのに、エアコンなし(笑)。
さらに、不要な庭木…。
戸建て賃貸に庭木はいらないですよね。
それなら家庭菜園スペースとしてアピールできたのに。
結果、当初予算より約1割増。
たかが1割。
されど1割。
1億円なら、1,000万円です。
「足りないから足すか」で済む金額ではありません。
結論です。
✅ 自己資金の上限を最初に決める
✅ これ以上は出さないと決める
✅ その意思を業者に伝える
これが大切です。
さらに、
- 理想のイメージを明確にする
- 不要な設備は断る
- すぐ募集できる状態で完成させる
ここまで考えて進めましょう。
なかなか最初から上手くはいきません。
でも、自分なりに試行錯誤してほしいと思います。
そのためには、たくさん物件を見ること。
実は僕、毎日犬の散歩中に、家やアパートを観察しています。
「ここ、駐輪場きれいだな」
「この外観いいな」
もちろん、外から見るだけですよ(笑)。
でも、こういう積み重ねがヒントになります。
自分の物件は、見た目からきれいにしたい。
そのためにも、日常の観察は大切です。
(冬は寒いし、夏は暑いですが…笑)
つまり、新築の場合は、
👉 イメージ
👉 資金計画
この2つをしっかり決めてから挑んでほしい、ということです。
さて、次回はいよいよ中古物件のお話です。



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