✨第18話 中古物件の話

新着(現在の私)

これまで、最初の1棟目は新築をおすすめします、とお話ししてきました。

時間はかかりますし、費用も正直高い。
でも、不動産の世界に不慣れな方にとっては「時間」が味方になってくれます。
前回お伝えしたポイントさえ押さえれば、比較的安心して進められると思います。

では――
中古物件はどうなのか?

はっきり言います。

少しハードルは高いです。


中古物件の最大のメリット

まずはメリットから。

最大のメリットは、

取得した翌月から入金が始まること。

物件はすでに完成している。
入居者も住んでいる。
管理体制も出来上がっている。

銀行融資を受ければ返済も翌月から始まりますが、
同時に家賃も入ってくる。

管理費や経費を差し引いて、残った分が利益。

副業としての「収入」をすぐに実感できます。

さらに、物件のルールもすでに出来上がっています。
前オーナーのやり方を承継すれば、今日からアパートオーナーです。

これは大きな魅力です。


実は「ルール」が一番大変

物件運営には、

・管理会社とのやり取り
・清掃
・水道・ガス
・ネット環境
・エレベーター保守

など、たくさんの関係者が関わります。

中古の場合、それらを基本的にそのまま引き継げる。

僕の場合は管理会社も変更するので大変ですが、
基本は「承継」なので、そのままならスムーズです。

ここまで聞くと、

「中古の方が良いのでは?」

と思いますよね。

でも――デメリットがあります。


中古物件の怖いところ

まず考えるのは、

なぜ前オーナーは売却したのか?

です。

例えば、

・外壁塗装の時期が近い
・エレベーターの更新が迫っている
・設備が古い

こういった“大きな出費”が控えていることがあります。

特に外壁塗装やエレベーターは、想像以上に高額です。

さらに、入居者がいるということは、退去もあります。

長年住んだ入居者が退去すれば、

・原状回復
・設備交換
・今のニーズに合わせたリフォーム

これが続きます。

設備も順番に壊れていく。

つまり――

利益がボディブローのように削られていく。

これが中古の現実です。


資金体力が必要

新築は初期費用が高いですが、
しばらくは修繕が少ない。

中古は安く見えても、後からじわじわ来ます。

購入時に修繕費込みで融資を組めれば理想ですが、
最近はそこまで貸してくれないケースも多い。

つまり、

・ある程度の自己資金
・建物やリフォームの知識
・相談できる人脈

これがないと厳しい。

これから初めてスタートする方には、
正直おすすめしにくいのが本音です。


それでも中古は面白い

とはいえ、中古物件探しは楽しいです。

僕の「近場主義」なら、
自分の目で現地を確認できる。

入居状況、空室状況、建物の雰囲気。

さらに登記情報を見れば、

・いつ建てられたか
・どれくらい借入していたか
・所有履歴

まで読み取れます。

僕は司法書士事務所で働いていたので、
登記から深読みもできますし、不動産業者さんにも気軽に聞ける。

だから中古スタートができました。

最初はバタバタでしたけどね(笑)。


結論

もし、

・不動産に全く関わってこなかった
・相談できる人がいない

という方であれば、
最初の1棟目は中古より新築をおすすめします。

でも、

・建物を見るのが好き
・数字を読むのが得意
・現場に足を運べる

そんな方なら、中古からでも可能性はあります。

さて、ここまでで
新築と中古の両方をお話ししました。

あなたなら、どちらを選びますか?

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