✨第20話 レンタルルームに挑戦

新着(現在の私)

レンタルルームって知っていますか?

空間を、時間や日数で貸し出す。
それだけで利益を生む仕組みです。

使い方は利用者の自由。
誰にも干渉されない空間を提供するビジネスです。

きっかけは、最初に購入した物件の老朽化でした。

この先どうするか。

このまま続けるか。
取り壊して土地として売るか。
それとも思い切ってリノベーションするか。

物件は満室でした。
でも家賃は下がり気味。利益も少しずつ減ってきていました。

リフォーム業者に相談すると、
水回りを一新して現代風に直すと1部屋200万円くらいかかる、と。

家賃は月3万円。

外壁、屋根、浄化槽、駐車場まで考えると、
「これ、建て直した方が早くない?」なんて考えたり。

でも建て直すには、16部屋の入居者に退去をお願いしなければなりません。
そう簡単な話ではありません。

そんなとき、一冊の本に出会いました。

不動産を“買わずに”、借りて、レンタルスペースとして運用するという内容。

そこで、ひらめきました。

退去した部屋を、そのままレンタルルームにできないだろうか?

全部が空いてから建て直すのではなく、
空いた部屋から新しいことを始める。

このアイデアを思いついたとき、正直ワクワクしました。

何もないワンルームを、自分の手で作り変える。
DIYの知識も活かせる。
自分の工夫で利益が出る。

ちょっと、自分に酔っていたかもしれません(笑)

さっそく1部屋退去が決まると、
ホームセンターと100円ショップと現場を往復する毎日。

動画で見るのと、実際にやるのは全然違う。
失敗してはやり直し。
YouTubeで調べて、また手直し。

それがまた面白い。

ちょうどコロナ禍の時期で、
「お部屋デート」というキーワードが人気でした。

正直、おじさんにはピンときませんでしたが(笑)、
意外と予約が入る。

休日も平日の夜も稼働。
利用後は清掃と片付け。深夜でも掃除していました。
奥さんにも洗濯を手伝ってもらい、最大4部屋まで運用しました。

サラリーマンもしていたので、あのときは本当に身体を動かしていました笑。

ただ、すべての部屋が使えるわけではありません。

ユニットバスの壁が崩れている部屋。
水漏れがひどい部屋。
床下がスカスカの部屋。

直せずに断念した部屋もあります。

それでも、家賃が入らない分をレンタルルームで補い、なんとか維持していました。

で、結局どうしたのか。

建て直したのか?

答えは――
レンタルルームをやめて、そのまま売却しました。

建て直すには手元資金が足りなかったからです。

でも結果的に、現金をしっかり残すことができました。

実はここに、不動産賃貸業の“本当のお金の話”があります。

その話は、次回に。

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